新築住宅

新築住宅について

いい家である3つの条件
  • 夏は通気性が良い。
  • 冬は断熱性が良い。
  • 年間を通じて気密性が良い。

この3つの条件を満たしていなければ、本当にいい家とは呼べません。四季の変化に伴う気温と湿度の変化が大きい日本において、住宅の工法は古くから通気性と透湿性を兼ね備えた在来工法(木造軸組構法)が地域の風土に合った技術として受け継がれてきました。しかし、1970年頃から合板・ビニールクロス・ビニールシートなどが壁に利用されるようになり、高気密化の進行と同時に通気性と透湿性は失われていきました。

多湿な日本において、遮蔽性の高い高気密住宅は人の健康と家の長期耐久および省エネに少なからぬ影響を与えますが、国の住宅政策は、品確法などにより大手住宅メーカー優遇の形で合板・ビニールを使用した高気密住宅を推奨しており、国民の健康と財産、省エネが軽視されています。

空気環境について

人間は、気管支呼吸と皮膚呼吸をして生きています。気管支呼吸は空気を体内に取り込み、皮膚呼吸は汗を出すことで老廃物を出し、体温を調節しています。その人間が家に住むわけですから、家も人と同じように呼吸をしなければ健康に住むことはできません。

気管支呼吸のように壁の中に空気を通して、皮膚呼吸のように壁から湿気を排出する。この二つの呼吸で室内の有害物質を排出しクリーンな室内環境を造りだします。

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